新年会

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新宿で新年会があった。
焼き鳥、焼きうどん、サラダも美味しい店で広いけれど混んではいない店だった。話がいろいろ弾んだあと、熱しやすく醒めやすそう、とかの評価をしてみよう、ということになって、私のことを「熱しにくく醒めにくい気がする」と全員一致でそう言った。「そうかも知れないね」と笑って応えたけど、どうなんだろう。


帰りは、紀伊国屋に寄ってツルゲーネフの「はつ恋」の文庫本を買った。愛と誠で不良美人の由紀が読んでいたので、気になった。
一気に読んだ。凄いなー、上手いなー、と感服した。私にはこんないい文章書けない。情景が浮かんでくるし、しばらくその情景に囚らわれそう。

 

写真は夕暮れの月。余りにきれいだったので、携帯で撮った。こういう月はずっと見ていたい。かなわない美しさだ。


シンデレラ

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1月1日もコンセントのある喫茶店で、仕事していた。
よくわかんないけど情けなくて、悲しくもなる。でも、スーパーもコンビニでもみんな働いてる、と思ったらシャキッとして、仕事のあと、意味なく車を一時間ぐらい走らせて肩こりを取った。
1月2日の今日は絶対仕事しない、と決めてテレビを見たら、シンデレラのアニメが放映されている。シンデレラはいい。早乙女愛ぐらい心優しい人だ。
あのガラスの靴に魅了されて、私は作ったことがある。ブルーのグラスを粉々にして、バレーシューズに瞬間接着剤で次々に貼ってみた。ギザギザしすぎて、怖くてでっかいぼろ靴ができあがってがっかりだった。創作は21歳の時。幼稚だったのかな。
そういえば今日は初夢を見る日だね。おじいちゃんが、和紙に筆で「長き夜のー遠野ねふりの、」とかなんとか書いてくれ枕の下に敷いて眠る。するといい夢が見られる、とおじいちゃんが言った。
私はおじいちゃんに性格が似てると言われるのがとても嬉しい。おじいちゃんは高評価されることはなかった。けどそんなことはまったく気にすることなくマイペースで明るかった。おじいちゃんの作る川柳も私以外誰も笑わないので、笑う私にはよく見せてくれた。
この間の気のいい時計売りのおじさん、おじいちゃんによく似ていた。
おじいちゃん、おじいちゃんもノートに書いていた小説、私も書いてるよ。天国で見ていてくれるかな。


16巻

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友人が、「愛と誠」を16巻送ってくれた。こういうのきっと好みだろうからと。
読み始めたら、止まらない。仕事の締め切りも頭から飛んで、2日で読みきった。泣いた。漫画で泣いたのは手塚治の「雨ふり小僧」以来だ。
なんて痛々しく美しすぎる青春なのだろう。早乙女愛がユリアより好きになってしまった。もちろん、誠もケンシロウより魅力がある。余りにのめり込んで読み過ぎたから、頭が痛い。
人間の愛情の極限は命をかけること、なのだね。二人とも命かけて想いあっててもうまく伝えられず、深く傷ついて、私の心に深く残りそうな内容だった。
早乙女愛みたいな女性、どこかにいるのかな。みごとに美しい顔立ち、心も美しすぎて、傷つくことも受けとる強さ、好きな人にも悪い人にも深い思いやりに満ちていて、心が洗われる物語だった。
理想だよね。



馬里邑れいの本

馬里邑れいのオフィシャルブログ。馬里邑れいのプロフィールと日記、馬里邑れいによるオリジナル小説の投稿など。

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