ウイスキー

15032117951090.jpg


郵便局に勤めていた女性が面白い話をしてくれた。
とある親分が息子に郵便局の生命保険をかけた。けれども通帳から引き落としではなく、毎月20日に組の若い衆に現金を持たせてよこす。でもある月、若い衆が来なかった。次の月も支払いがないので、請求書を送った。すると親分は「ふざけんじゃねえ!毎月支払ってる!」と激怒した。データーを細かく調べても支払った形跡はないと伝えると、「責任者は説明にこい!」と怒鳴った。この場合責任者は局長だと思うが、局長は顔を強ばらせ「君が最初に担当したのだから、君が説明に行ってくれ」と言う。
仕方なくデータを持ってひとり親分の家に行った。いくら説明しても「ふざけんじゃない!こっちは払った!」と怒鳴る。らちが明かずに帰って来たが、後日また親分から電話が来た。今度は「局長に来るように」と言った。局長は緊張の余り身体を硬直させ、「何かされたらどうしよう、、、」とつぶやくと、うなだれて出かけた。
しかし、帰って来た局長は高級ウイスキーを手にしていた。「これを持っていけ」と未払いの保険料とウイスキーをよこしたのだという。2ヶ月分の保険料は若い衆がくすねていたのだという。
しかし、親分は決して謝らなかったという。ウイスキーが、ゴメン、の代わりなのだろう。くすねた若い衆はボコボコにされたのか気になって聞いてみると、「それは知らないよ」と彼女は言った。そうだよね。わざわざ聞きにいくわけにもいかないし。
他にも面白い話がないか聞くと、
「毎日1円切手一枚だけ買いに来る男がいた」
「1円切手一枚だけ?!」
「で、買った後で必ず威嚇するような目で局員を見回して帰った」
「すごい暇な人だねえ!」と驚くと、「と言うより迷惑」
「どこの世界も驚くことがあるもんだねえ」
「そう、郵便局員はいいねえ、と言われるけど、大変なことも多々あるさ」と笑った。


 


ランチ

15026037609350.jpg


たまには一人ランチもいいな、とクルマを20分ほど走らせて隣り町に来た。
この店は今月知ったばかり。食後にしっかり豆を挽いた珈琲もついて千円は魅力ありだ。広くてきれいなお店はすべて個室で、定食は毎日日替わり。今日はソースカツ丼にシチュー、煮魚と盛りだくさんだ。この間は焼き魚、春巻き、ローストビーフだった。おかずの量が多いので、痩せの大食いの私には助かる。
食後の珈琲をゆっくり飲みながら今日は自分の好きなことを中心に行動しよう、と思う。これからゴルフの打ちっぱなしに行って汗だくになったら健康ランドの炭酸風呂に浸り、眠くなったら2階にあるリラックスチェアーで休み、目が覚めたら桐野夏生の本を読もう。時間があるときに心の贅沢をしとかないと。様々なことに対処できるように。


カレー

15019343323070.jpg


夜の9時だというのに、急にカレーが食べたくなった。でも、材料はジガイモとニンジンしかない。外食にしようか。ファミレスならまだ大丈夫だろう。うーん、なんだかトマトとソース入りのカレーが食べたい。それじゃ作るしかない、とスーパーに行った。
新鮮なアスパラも入れよう。
食べたいものを作っているとウキウキする。
「今からカレー作るの?」と呆れる母に「食べたくて食べたくて、どうしようもないの」そういうと、「そうなら仕方ないね」と納得する。いつも短い会話で済むことに感謝する。
で、夜の10時にひとりカレータイム。余りの美味しさに、二皿たいらげてしまった。



馬里邑れいの本

馬里邑れいのオフィシャルブログ。馬里邑れいのプロフィールと日記、馬里邑れいによるオリジナル小説の投稿など。

profile


書いた記事数:287
最後に更新した日:2017/10/16

selected entries

categories

archives

recent comment

search this site.

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>

others

mobile

qrcode