昔の仲間

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九州の福岡で暮らす書き手仲間が音頭をとって、昔の仲間たちと東京で落ち合った。
福岡、静岡、神奈川、東京二人、と私の6人で毎年11月に会う。女二人、男四人、全員独身の身だ。
福岡が和風の店の予約をとっていて、豪華な料理が次々と運ばれてくる。すべて福岡のおごりだ。十万近いだろう。そう、私を除いた5人は超資産家の家で育った。何十億の世界だ。静岡が一番か。敷地二千坪に広い屋敷が建っている。女子大に通っていた彼女のアパートに実家から送ってくる日本茶は100グラム五千円だそうで、旨すぎた。
で、一人が言った。
福岡「れいさんは将来どうするの?これからお母さんの介護などで金かかるよ。ないんでしょ」
私「ない、母の老後の事など考えたこともない」
福岡「ほらね。貴方だけだよ、いい時に働いた金みんな使っちゃって、今は細々なんでしょ」
私「よく知ってるね!」
東京「みんな知ってるよ」
福岡「確かに現在もコンスタントに仕事依頼あるのはれいさんだけだけど、貧乏なのもれいさんだけだよ」
私「あはっ、ホントだね、あはっ、」
福岡「笑ってるとこが凄い!」
この会話は金持ちが私をバカにしている訳じゃない。私を本当に心配してくれるのだ。五人とも正直で暗い人なのだ。超お金があっても自慢もせず、なぜ暗いのか、私には理解できない。
私「じゃ、東京さん、一億ください。そのぐらい痛くもないでしょ」
東京「なんの意味もなく一億はあげられない」
東大仏文卒「じゃ愛人にしてもらったら?」
私「それでどうでしょう?」
東京「愛人なんていらない。乃木坂46で十分だ」
私「そっかー、じゃ私は将来母の介護で路頭に迷うわけね」

東大仏文卒「なんか、全然悩んでない声質」

悩むわけないでしょ。その時はその時、としか思わない性格だもの。

福岡「おれ、れいさんが母親の介護で苦労する姿みたくない」

そこまで言うなら金をくれ、でしょう。

東京「そうだな。わかった。もし貴方のお母さんが入院したり施設に入ったりしたら、毎月送金してやるよ」

私「え、ええっー!」

東京「おれが生きてる間だけだけど。おれ、長生きしそうにないから、途中で打ち切りなるかも。そしたらごめんね」

私「それで、充分です…」

福岡「東京は嘘言わない奴だから、約束は守ると思うよ」

私「それ、信じていいですか…」

東京「いいよ」

かくして、こんなに簡単に私は将来、母の介護のお金の心配がなくなったのでした。

いいのでしょうか。半信半疑だけれど…。フツーの人々にこの話をしたら、「あるわけないだろ」と一蹴されましたが、何故か書き手仲間が純粋に見えてくるのでした。


じやーん、重版

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嬉しい。「感動は人生の成功を呼ぶ」インタビューして書き上げた本、重版がかかった。久々に印税がはいる。
嬉しいのでいろんな人に奢ると言ってしまった。足りるかな。記念にダイソンの掃除機と通販の充電式草刈機だけは買いたい。
久々のキュンとする幸せだ。こうなると、書きたい意欲もグッと増す。
「不良少年の恋」早く仕上げたい。カラオケボックスで書く(パソコン打つ)楽しみを知った。飽きたら歌を歌って一休み。3時間いて、千円ちょっと。個室だから原稿も進む。
今年の初めに、確か仕事に意欲を燃やす、と書いた。花丸になるかも。


エディット.ピアフ

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ピアフは世界を魅了した歌姫なのだそう。
セリフがいい。「私は何も後悔しない」、いいなあ、そう言い切れる人生は素晴らしい。私は後悔だらけだ。あのとき、素直に自分の気持ちを伝えられたら、、、。あのとき、黙って頷けたら、、、。余計なことは言わずに無言の空気を大切にできたら、、、と。
ピアフの表情は純粋で素直でどんなに高級なジュエリーや高級な邸宅を手に入れても「あまりに美しすぎて、贅沢すぎて、私にはなじめない、、、」と手放してしまう。同じことを私も思うけれど、私の場合最初から手に入らないから、同じセリフを言っても笑われるだけだけど。



馬里邑れいの本

馬里邑れいのオフィシャルブログ。馬里邑れいのプロフィールと日記、馬里邑れいによるオリジナル小説の投稿など。

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最後に更新した日:2017/12/09

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