武蔵、読み終えて、

 

8巻、読み終えた。
濃い人物が多くて圧倒された。
不思議なことに武蔵に感情移入できてしまう。お通ではなくて。お通のひたむきな想いは読んでいて胸に迫る。痩せ細って体調を崩しながらも武蔵の姿を追い求めるのもすごい。でも痛々しくもあって複雑だ。自分が武蔵なら、「うん、いいよ、ずっと想っていて」って言えるだろうか。武蔵は、自分も夢でうなされるほど好きなのだ。でも剣の方がほんの少し勝っている、と正直に言っている。それでいいとお通は言う。どこまでも美しい。これで体が丈夫ならいいけれど、弱いから痛々しくて。
「愛と誠」の原作は宮本武蔵の影響を多分に受けたそう。なるほど、と思った。

でも、どうして私は武蔵になちゃうのだろう。沢庵和尚にも、なるほど、と頷いてしまうし。精神を磨かねば…と目を閉じて武蔵のような心境になってしまう。目指せ、ユリア、愛、マッチ売りの少女、だったのに。武蔵に近い感性のような…。いや違うか…。


関連する記事
コメント
コメントする








   

馬里邑れいの本

馬里邑れいのオフィシャルブログ。馬里邑れいのプロフィールと日記、馬里邑れいによるオリジナル小説の投稿など。

profile


書いた記事数:403
最後に更新した日:2020/05/31

selected entries

categories

archives

recent comment

search this site.

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
<< June 2020 >>

others

mobile

qrcode