階段落ち

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打ち合わせで東京に行き、北千住で乗り換えだった。
北千住の駅で、階段の下にうつ伏せに、しかもほぼ大の字で倒れている女の人を発見した。短めのひだのあるスカートから察すると高校生だろうか。かなり体重もありそうだ。昼間とはいえ階段下だから人通りもあるのに、誰も声をかけないし、避けて通る。私は少しだけ近寄ってみた。うん? なんだかテンホーの漫画にでてくる美女の反対がわにいるキャラに近いような、、、。

私はどうしていいのかわからないが、駅員さんには伝えた方がいいと、改札に行った。
「わかりました、じゃ場所教えてください、」と言い、私はこれから打ち合わせで時間がない、と伝える間もなく駅員さんは走った。仕方なく私も走った。階段下にはまだ女の子は倒れていた。
「大丈夫ですか!」と駅員さんが肩を揺らすと、なんとその女の子はゆっくり立ち上がったのだ。想像通りテンホー漫画にでてくるような人でびっくりした。もっとびっくりしたのはその子は声をかけてくれた駅員さんにお礼も言わずにのっし、のっしと立ち去ったのだ。
「大丈夫そうでしたね」と駅員さんは笑顔だったが、私はボーっと考えてしまった。あの子は、何で倒れていたのだろう。ケガしてる風でもなかった。突然失神する人なのだろうか。まさかパフォーマンスじゃないだろう、とは思うけれど、、、。

四コマ漫画を三個は書けそうな出来事だった。


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馬里邑れいの本

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