花火が終われば

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毎年開催される地元の花火大会はは二万六千発の仕掛け花火が上がり、例年より六千発多かった。私以外景気がいいのかも知れない。四十五万人の人出だそうで、警官もあちこちに待機している。
余りにもきれいなので見とれてしまうが、採点を依頼されているので感動ばかりしていられない。
夜空にドンパチ迫力のある音と色彩が見事だけど、二時間過ぎるのは早い。
人ひと人で、帰りは歩きにくい。携帯が鳴り、歩いて近くまで迎に来てくれるという女性がいる。指定された階段の下で待っていると男もひとり連れて本当に来た。で、車が駐車してある場所まで歩き、「どこかの居酒屋で夏の宴のあとの切なさに浸りましょう」と言うことになったのだが車が渋滞して全然動かない。 しかも、目指した居酒屋はすべて満員で断られる。探し続けて空いてる店にやっとたどり着いたときは11時を過ぎていた。二時間も居酒屋探しをしたが夏に別れを告げるにはなかなかいいシチュエーションだった。丁度お腹も空いたのでいろいろ食べた。来年の夢を語ってもいい?と聞いたら、早過ぎる!と笑われたのでやめた。
私の中では花火が終わた後の日々は嘘じゃないかと思うほど早々に過ぎていき、あとは雪が降ってジングルベルの歌が鳴るのが待ち遠しい。クリスマスにプレゼントももらえないまま、マッチ売りの少女のような気分になって酔うのが楽しみなのだ。


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馬里邑れいの本

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