脳波測定

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スタジオミュージシャンをしていた歌手の歌を聞く前と聞いた後では脳波がどのように変化するのか、都内のスタジオで、実験することになった。
5人選ばれて、私はそのひとりになっていた。息子を音楽の道に進ませたいと望む教師の両親。小学生の男の子。実業家の明るい男性、そして私。
ひとりひとり、測定する先生と、スタジオの中で向かい合う。測定器を額と耳につけられて「まず2分間無の状態にしてみてください」と言われたが、頭の中で無、無、と言ってみたが雑念か取れない。じゃ大好きだった祖父のことでも思うか、と祖父の姿を思い浮かべたら、祖母も登場するし、祖母の茶飲み友達ま参加した。夢みてる訳じゃないのになんで?と自分の脳に疑念を抱く。
2分が長い。その後で、歌手の方が側で生で歌う。繰り返すこと3回。無になるのは大変だった。と言うよりなれなかったかな。
5人全員終了した所で、結果は1週間後に歌手の方に送られる。でも、ちょっと知りたいので珈琲を飲んでいた脳波研究所の先生に尋ねた。「ちょっとだけ教えてくれませんか?私、無になれてましたか?」先生はちょっと笑って、「一番いろいろ考える方でした。無からほど遠く、おそらく物を書く脳になっていて、想像せずにいられないのでしょう」それでいいのだろうか?「雑念が多すぎるのでは?」とも訊いてみたが、先生は笑っていただけだった。
私と真逆なのが歌手の方でしっかり無になれていたという。すごいなあ、だから歌が上手いんだ。


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馬里邑れいの本

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