塾生に会う

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手紙をくれた塾生が後輩塾生を連れて遊びに来てくれた。待ち合わせの場所で会ったら「先生変わってねー」って二人とも感嘆してくれたが、お世辞かな。
近くじゃつまらないから30分車を走らせて居酒屋風食事処の店に。
話は弾んだ。成績もよかった(私の塾生だった小学生の頃は)けれど、二人ともヤンキーになり高校中退したそう。でも今これだけ元気で朗らかな二人になっているから幸せなのだろう。7時に会って11時までずっと笑いながら過ごせた。私は「レィチェル星から来た姫なんだよ。内緒だよ、」と塾生に言っていたそうで、信じている子もいたのだそう。「ここだけの話だけど、それ本当だよ、レィチェル星人、内緒だよ、」と真面目に言うと、「わかた、内緒にする」とゲラゲラ笑った。
S君は一緒にスケートに行った時に「はい、先生」ってホカロンくれたね。優しいなー、ってずっと忘れなかったよ。K君はどうしても私が先生に思えないらしくずっと「お姉さん」と呼んでいた。今回会っても「お姉さん」と呼んだ。個性がそのままで楽しかった。

写真はY君のプレゼントのブリザーブドのバラ。飾って眺めている。

次回会えるのも楽しみだな。


切手のない手紙

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7時に帰宅したらテーブルに可愛いい封筒が置いてある。「誰か持ってきたの?」と母に聞くと、ポストに入ってたと言う。「先生へ25年前の生徒より」と書いてある。誰だろう、と開けてみると名刺が入っていた。元塾生のS君だった。

「先生 お元気ですか。

突然の手紙でびっくりされていると思います。今から25年ぐらい前、先生にお世話になったSです。覚えてますか?
なぜ今、と思うでしょうが突然、先生と遊んだ小学生時代がフラッシュバックして、同時にあんなにお世話になったのに中学生になると足が遠のき、やんちゃボウズの道に走ってしまい「ありがとうございました」も言えず今に至ってしまった事が情けなくなりました。

「どうにかして先生に会いたい」といろいろ伝をたどり住所を知ることが出来ました。
すぐに出向きありがとうが言いたい、との思いから先生の自宅前まで行きましたが、緊張から玄関をノックする事ができず、そこでふと我に返り、「いきなり行っては迷惑だし失礼」と思いこの手紙を書きました。
もし一度だけでも対面が許されるなら、同封した名刺の携帯番号へ連絡ください。
先生にとって当時が苦い思い出なら連絡は不要です。
一緒に野球したり、スケートに連れていってもらったり、今でも鮮明に覚えています。
たとえ対面がかなわなくても元気でいてもらえたら、こうして手紙を書けただけでも嬉しく思います。
僕はあの頃の面影がないぐらい肥えてしまいました。

 

 

          先生の生徒より、乱筆、乱文をお許しください、

 

読み終わってすぐに電話した。「先生、声がきれいになった!前は太い声だったのに」とS君は言い「でも中身は変わってない。面白い」と笑いだし私たちは30分も話した。この手紙から察すると「実は先生がオレの初恋でした、、」があるのかな、と期待したけど新婚なのだそう。残念けど、これだけ年月が経っても忘れないでいてくれて嬉しい。あの頃のS君の同級生の男の子たちと近い内に会おうと約束した。私はあの頃のように超美人じゃないけど、がっかりはしないと思うよ、と言うとゲラゲラ笑ってた。
私は幸せ者だね。


新橋

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打ち合わせで新橋。
駅から五分ほどのホテルの中にあるレストランで昼飯を食べながらの打ち合わせだ。さすが東京。スタイルのいい美人が多い。みとれてしまう。
時間より早くレストランに行ったのだがもう出版社の女社長は来ていた。あとはインタビューする相手と秘書の人が来る。この四人、私の中でベストファミリーになっている。赤の他人なのだけれど、五時間ぐらい談笑しても飽きない珍しい人たちだ。物知りだしユーモアはあるし、優しいから毎週でも会いたい。仕事が終わったら会えなくなるのが寂しい。みんな忙しい人たちだから、用事もないのにランチに誘うことはできない。
この仕事が終わっても女社長と会う方法がある。それは私にまた仕事をくれることだ。
ツキに願うのみだ。努力は才能に勝てず、才能はツキに勝てないという。私は麻雀でもツキのみだから大丈夫かもしれない。

女社長、再び仕事をください。

 



馬里邑れいの本

馬里邑れいのオフィシャルブログ。馬里邑れいのプロフィールと日記、馬里邑れいによるオリジナル小説の投稿など。

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