チェンジしてほしい

 


私がインタビューして書いている方の講演があったので、聴きに行くことになった。もう一人講師がいて、その人はとても有名なY氏だ。コメンテーターとしてテレビにも出ている。新幹線の駅入口で3人は会った。迎えの車が来ていて、そのまま会場でランチを頂く。食べ方を見ていたらY氏は美味しそうに食べていた。私が一番早く食べ終わったのは、朝食に味噌汁とゆで卵しか食べなかったから。別の喫茶室で珈琲タイムの時に私の本、「身代金」をY氏にあげた。ただのバカじゃないです、なんとか仕事してます、と心の中で訴える私だ。でもY氏は肩書きを忘れるほど、穏やかな人だ。珈琲タイムの談笑が楽しくて3人とも会場入りが遅れた。(私は1番前でただ聞くだけなのだけど)
Y氏は2時間、K氏は1時間半、会場で講演した。
その内容の迫力あることあること。二人ともすごい。
Y氏の脱原発は納得がいく内容だった。どれだけ危険か、太陽光の方が安いのに原子力を使用するのはすべて金、人が拝金主義を捨てない限り危険は無くならない。あってもあっても欲しくなる金は諸悪の根元、と力説した。物々交換から人は欲がでたのだそう。大昔は野菜が取れたら当たり前のようにわけてあげる、魚が取れてもわけてあげる、そうした損得勘定のない暮らしが人間を穏やかに人間らしくする、といい切っていた。プラトンから経済学者、スポーツとあらゆる分野の話ができて、みな聞き入っていた。大きくはない頭の形だが、知識の宝庫という感じだ。朝まで生テレビでの筋の通った論破も頷ける。
で、夕方の酒席で「私の頭と交換しませんか。重さがない、というのもなかなか味があるし、たまには楽ですよ、」と言ったら、すごく笑っていた。

やっぱり交換はいやなんだね。


忙しすぎる

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急に仕事が忙しくなって、東京をなん往復もしている。打ち合わ終わると喫茶店でぼんやり過ごすこともなく、とっとと電車に乗り家路に向かう。
で、毎日原稿枚数のノルマをこなし、とても自分じゃない真面目な日常をこなしている。
東北の旅もキャンセルし、長野の友人を訪ねる約束も断った。来年の2月までこんな毎日が続く。
大丈夫だろうか、原稿が締め切りに間に合うか、より頭の方が心配だ。

写真は打ち合わせの前に食べた飯屋さん。

五目釜めしが900円の安さで、エビもカニも入っていて美味しかった。

食事にありつくその時だけほっとする。


7人の笑顔

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元塾生と、ただ遊びに来てた元少年たちが居酒屋の席を予約してくれたという。

小学生だった彼らは、かなりのベテラン社会人になっているのだろうか。

ナビを頼りに車で40分ぐらい走った。初めての店で、本当にナビが確かなのかよくわからない。
15分前に着いたけれど駐車場には知ってる顔がいない。車を降りてワゴン車に一人いる人に近づくと窓をすぐ開けてくれたので、「あのう、××という炉端焼の店はどこでしょうか、、」と訊ねると、「この横です、」と答えたばかりじゃなく、「先生でしょ、僕です」と言ってくれたのだか、暗がりの中でそのハンサム君が誰か思い出せず、名字を聞いて、そうなんだ、と思い出せた。正義感の強いカッコいいY君だった。
まだみんな集まってなくて、2階の席で話していると、次々に登場してきた。3、4人かと思ったら7人も来てくれて小学生時代の話で盛り上がった。優しくて面倒見のいいY君は今も変わらずに同じ雰囲気。字がきれいなT君は事業で成功しているのだそう。銀行員のS君は大学時代に「先生によく似た恋人ができた」というので、どういう風に似てるの?って聞いたら、つかみどころがない人、って言ってたね。遠距離になって別れたそう。私の塾をちゃんとした塾じゃないから「半塾」って呼んでたG君、その通りだと思って笑っちゃったっけ。広場で野球したりバスケしたり、アスレッチクやスケートに行ったり、教えるよりよく遊んでいたものね。

7人に声をかけてくれたY君、ありがとう。子供のときから計画立てるの好きだったね。作文も一番うまかったかも。手紙の文面もなかなか感動したよ。双子のS君は子供の頃よりいい表情していたね。T海君と私がへんてこなあだ名をつけたというY君。全然怒らずにありがとう。あの頃に君たちと出会えてよかったよ。言いたいこと言ってもみんな受け止めて、姫、なんて呼んでくれて、私は君たちといると幸せにのびのびしていられたよ。ありがとう。

7時から11時まで話したのに時間は瞬く間に過ぎて、楽しかったよ。しかもご馳走してくれて。

なんか、男の子ってやっぱり素直で純粋だな、って帰りの車を運転しながら思ったよ。

また声かけてほしいな。

 



馬里邑れいの本

馬里邑れいのオフィシャルブログ。馬里邑れいのプロフィールと日記、馬里邑れいによるオリジナル小説の投稿など。

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最後に更新した日:2019/11/11

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